波照間島では、海水を淡水化する装置で水道が行き渡り、
また、このところトイレの水洗化がブームのようですが、
民家にはまだ雨水を貯めて使う習慣もあるようです。
雨水を「天水(てんすい)」というのだそうです。
雨は、農作業にも欠かせない天からの恵なのでしょうか。
「天水」という呼び方がいいですね
泡盛の楽しみ方の一つに、「天水で割って飲む」というのがあるそうです。
といいますか、私の師匠にいわせると、「泡盛は天水で割って飲むのが当然」なのだとか。
私は普段泡盛はロックで飲むことが多かったのですが、
泡盛は、水割り、しかも天水で割った方がおいしさがわかるのだそうです。
確かに後味のほのかな甘みなどは、ロックでアルコールのきつい味しかしない時にはわかりにくい。
というわけで、じっくり味わうチャンスをいただきました。
泡波の天水割り。
・・・う、うまい〜。まろやか〜。甘みがある〜。
ごちそうさまでございました♪
島の瓦屋根の下で飲むからよけいにうまく感じるんだろうなぁ。
戻ってきてから、自宅で泡盛飲む時は、ミネラルウォターで水割りにすることにしました。
もう一つの楽しみ方もまた面白かったです。
パッションフルーツを、上1/3ほどのところでカットし、お猪口のようにする。
中身を2/3ほど食べる。
そこに、泡盛を注いで混ぜる。そして飲む。
すると、フルーツ味のカクテルみたいになるわけ。
甘ずっぱい味が好きな私には、とてもおいしかったです〜!
[2004年8月下旬現在の情報です]