見渡す限り雲ひとつない。 雲があったほうが、空の表情が豊かでよい。 でも、雲がない分、富士山がこんなところからでもよく見えた。 人々の暮らしがうかがえる屋根の向こうの風景は、太古から変わらずに繰り返し見ることができたことだろう。 散歩しているとすれ違う人もこの景色を見て「きれい」とつぶやいていた。 昔の人も同じような気持ちになっていたのだろうか・・・。