昨日とはうって変わって、暖かく穏やかな晴天。コースも今日の方が楽。
足がよくなっていたら、走ろうと思っていたが、まだ痛みが残っている。
ほんとうに平らな平地ならば走れるだろうが、登りはだめそう。
ここにきて、悔しい気分。
「せめてゴール前数キロだけでも走れないだろうか?」
すでに宿泊施設前に出てスタート準備に追われる人々の中、最初に目に入った大会事務局らしき人にそういうことが可能かどうか相談してみる。
しかし、最初から収容バスに乗っていると、自転車は収容トラックの一番奥に積まれることになり、途中で降ろすことはできないらしい。
昨日からのいきさつを話して、どうしてもせめてゴール前だけでも走りたいのだと訴えると、その人が提案してくれた。「事務局の人手が足りないところがあるから、そこを手伝ってくれるなら、自分の車に自転車と一緒に乗ってはどうか?様子を見ながら、走れそうなところで降ろしてやる。」と。
こうして、2日目のスタートからゴール直前までは、その人の運転する事務局車でのドライブとなったのであった。
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