◆四季折々.....2001/08/02:朝からここまでの行程をふりかえる
第3日目(4):岩苔乗越→三俣山荘
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画像は、
岩苔乗越から、稜線ルートの最初の登りへとさしかかった地点で、朝から登ってきた谷を見下ろした風景。
むかって右手の樹林帯が、水晶岳の山麓。
今立っている所は、今日の全行程の半分弱くらいの地点。
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谷へと流れる沢とつかずはなれずの道。
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岩苔乗越から三俣山荘へは、2つのルートがある。
一つは、黒部源流の谷へ降り、源流の碑があるところで、左へ90度向きを変え、昨日三俣山荘から下った沢沿いの道を逆行するルート。
(ちなみに、右へ90度方向を変えると、昨日、源流をまたいでふうふう言いながら雲ノ平へと登った急な斜面にとりつく。)
もう一つは、ワレモ岳、鷲羽岳の稜線を越えていくルート。
北アルプスの稜線ルートは、自分が立っている足元より上は、「空」であることが多い。
稜線を歩く人を見上げると、その人の背景は「空」なのだ。
このいい天気の日に、稜線を歩きたいと思った。
時間的にも余裕があった。
私たちは稜線ルートで、三俣山荘へ向うことにした。
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