7:00 双六テント場出発。
10:00 三俣山荘着
しばらく休んでから、一旦黒部源流の碑がある谷へ降りて、源流をまたぎ、雲ノ平への急斜面を登る。
(だんだん精神的余裕がなくなってきて、カメラを取り出せない。翌日、第3日目(10)に鷲羽岳からみた「三俣山荘→雲ノ平」あたりの風景があります)
それを登りきると雲ノ平へのなだらかな道が待っている。
まさに、天を目指すような登り。
辛い登りが終わると草とハイマツに覆われたなだらかな丘のような祖父岳が現れる。
祖父岳を右手に裾野を巻くように歩く。
途中、雪渓が溶けて雪の下を水が流れていたので、汲んで飲む。
手がちぎれそうなほど冷たい。
画像は、苦しい岩の登りを超え、祖父岳の裾野をあるいて通り越したあたり。
「お昼は雲ノ平山荘で」と歩くうちに、シャリバテになる。
携帯食を食べてもパワーが足りない。
エネルギー不足で体の動きが鈍くなってきた頃、やっと彼方に雲ノ平山荘が見えてきた。
この近辺には、自然の造詣が庭のように見えることから「日本庭園」と名づけられた場所があるはず。
多分笹があったあたりだろう。が、どこだかわからずに、ひたすら歩いてきてしまった。
雲ノ平には、他にも「ギリシャ庭園」「スイス庭園」などと名づけられたエリアがあるという。
ここまでの風景も美しかった。
心に余裕がなくなるとカメラを取り出せない・・・。残念。
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