◆四季折々.....2001/07/31:シシウドが原の雪渓から
第1日目(1):新穂高温泉バスターミナル→鏡平
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前泊平湯温泉の旅館から、朝7時30分のバスで新穂高温泉へ。
8:05新穂高温泉を出発。
登山道入り口からカーブの続く林道を登っていくと、ほとんど平坦な道に出て、2時間ほど歩くと左俣谷の流れにぶつかる。
このあたりから小池新道なのだろうか?
がけ崩れで従来の道が埋まってしまったようで、「小池新道う回路」の指示が出ている。
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雪渓に囲まれた岩の上に越しかけて眺める
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いったん木陰の道に入るが、またすぐに左俣谷に出て、ガレた沢の50cmほどもある岩がゴロゴロするところを登っていく。
はるか行く手を見上げると、緑の山肌に白い物が見える。
最初は、そこだけ草がなくなっていて、小屋でもあるのかと思ったが、どうも違う。
それが、このシシウドが原の雪渓だった。
登山道はしばらくして、また木々の茂る山肌へ入り、このシシウドが原付近で視界が開ける。
雪渓の中に顔出す岩に越しかけると、涼しい空気が体を包む。
眼下を見ると、ずいぶんと登って来た。もう午後だ。
今朝は、右手から土砂崩れをおこしている谷あたりから、ここを見上げたのだろう。
スタート地点の新穂高温泉は、そこからまだ下流の方で、ここからは川が曲がって山に隠れてしまって見えない。
ここまできたら、鏡平まであと1時間だ。
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