この公園は広い。
芝生の広場では、
人々が思い思いにくつろいだり
遊んだりしている。
丘陵地の森をそのまま保存した
森林エリア。
送電線さえ見えなければ、
森と連なる緑の丘と空しかない。
どこかの山に来たような気分。
その谷間に、 小川と池と湿地帯がある。
湿地エリアは、木道を歩く。
カエルの声が、
コロコロとあちこちから響く。
トンボの群れが、 水面近くを行き交う。
前回来た時満開だったレンゲは、
少し時期はずれになっていた。
かわりに、セリの仲間や
あやめの仲間の花のシーズンだ。
アメンボや
その一角だけ真っ黒なほどいる
オタマジャクシ。
ザリガニ釣りに興じる子供たち。
ここには、
自然と一体だった幼い頃の
風景が残っている。
大切にしたい場所。
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(あやめの一種かな。) (向こうに終わりかけのレンゲ草。)
(わすれな草の仲間だろうか?)
(水色の5枚の丸い花びらが可憐。)
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